News Releaseニュースリリース
MIRARTHエナジーソリューションズ 「ミラースウィンドパワー青森中泊発電所」を取得 ~ 地域と共に脱炭素社会へ向けた取り組みを強化 ~
2025 年 04 月 28 日
MIRARTHホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:島田和一)のグループ会社であるMIRARTHエナジーソリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:谷口健太郎、以下「MES」)は、「ミラースウィンドパワー青森中泊発電所」(現、中泊風力発電所、以下「MWP青森中泊発電所」)を取得しましたので、お知らせいたします。

- ※1:MWP青森中泊発電所(手前2基)
- ※2:写真提供 日本風力開発株式会社
「MWP青森中泊発電所」は、日本風力開発株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:藤谷雅義、以下「JWD」)が開発し、2023年11月に稼働を開始したもので、JWDが開発に携わった風力発電所をMESが取得するのは、2024年12月の「ミラースウィンドパワー北海道乙部発電所」に次いで2件目となります。
また、本発電所の運用には、MIRARTHホールディングスグループにおいて、多様なスキームによる金融商品化により、再生可能エネルギー・不動産の可能性を追求することを目指すMIRARTHアセットマネジメント株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:草島武彦、以下「MAM」)がアセットマネジメント事業を担います。
今後もグループシナジーを十二分に発揮し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。
脱炭素社会実現に向けた懇談会を開催
「MWP青森中泊発電所」の取得に伴い、4月24日に中泊町役場にて脱炭素社会の実現へ向けた取り組み等の意見交換を目的とした懇談会を実施いたしました。懇談会では風力、太陽光をはじめ、新たな再生可能エネルギーを生み出す技術や、蓄電池を活用することによって拡がる未来の可能性など様々な視点から意見交換が行われました。最後に中泊町 濱舘町長からは「『MWP青森中泊発電所』が地域から愛される存在となり、環境を守り、再生可能エネルギーを存分に活用し、若者や子どもたちがこの土地に生まれ、この土地で学び、この土地に生きることが出来て良かったと思えるそんな未来を皆様と一緒につくっていきたい。」と2050年の脱炭素社会実現に向けての決意を語られました。

- ※左からMES代表取締役 谷口、中泊町 濱舘町長、MIRARTHホールディングス常務執行役員 髙橋、MAM代表取締役社長 草島
「MWP青森中泊発電所」の概要
発電所名 | MWP青森中泊発電所 (現、中泊風力発電所) |
発電所住所 | 青森県北津軽郡中泊町大字田茂木字若宮地内ほか |
発電出力 | 7.2MW (3.6MW×2基) 想定年間発電量:約16,911MWh 一般家庭約4,280世帯分(約6,510t分のCO2排出量削減に相当) |
連系先 | 東北電力ネットワーク株式会社 |
風車メーカー | Vestas(デンマーク) |
風力発電機 | V105(ハブ高72.5m) |
商業運転開始日 | 2023年11月2日 |
青森県中泊町の脱炭素社会の実現へ向けた取組み
青森県中泊町は、中里地域と小泊地域から構成されています。中里地域は、肥沃な土壌を活かし県内でも有数の米どころとなっており、小泊地域は、水産業を基幹産業とし、津軽海峡の速い潮で育ったメバルは、「津軽海峡メバル」と呼ばれブランド魚として各地へ出荷しております。
豊富な環境資源を有する同町は、2024年3月に地域エネルギー会社の設立や再生可能エネルギーの地産地消など、資源循環社会および脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいくべく「中泊町ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。あわせて、脱炭素社会の推進及び気候変動への適応の課題に官民連携して取り組んでいくため、「中泊町脱炭素まちづくり推進連携協定」を締結し、再生可能エネルギーの地産地消や地域経済活性化を目指した取り組みを進めております。
MIRARTHグループのSDGs達成へ向けた取り組み
当社グループでは、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」をOur Purpose(存在意義)として掲げ、住宅の供給や自然エネルギーの導入など、事業を通じたサステナビリティ活動に取り組むことで、社会課題の解決とSDGsの達成に貢献したいと考えております。
当社グループのコア事業である不動産事業を主に担う株式会社タカラレーベンにおいては、東京都中央区が公募した「中央区立桜川公園官民連携事業(Park-PFI事業)」にて設置予定者に選定され、福岡県うきは市においては廃校を活用したキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」を開業するなど日本全国の地域創生への取り組みを推進しております。また、再開発事業や建替事業へ積極的に参画し、神奈川県小田原市や富山県高岡市、福井県福井市などにおいて、「まちなか居住」の増加と中心市街地への誘客を促進し、居住者や来街者の回遊の起点となるとともに、中心市街地の賑わい再生につながる開発を目指しています。
エネルギー事業につきましては、2013年のメガソーラー事業への参入以降、年々発電規模を拡大しており、2021年にはバイオマス発電事業、風力発電事業にも参入いたしました。エネルギー事業の中核を担うMESでは、2024年2月にカンボジア現地法人を設立し、同国内でのカンボジア産カシューナッツの加工事業とカシューナッツ殻を活用したバイオマス燃料化事業にも着手するなど、事業領域を拡大しつつ地域との共生を目指す取り組みを推進しています。
また、気候変動への対応として、温室効果ガス排出量削減に向け「2030年度までに45%削減(2022年度比)、2050年度までにネットゼロ」を中長期目標として設定いたしました。今後もグループ全社でSDGsの達成に向けた取り組みを支援・推進し、持続可能な社会の実現に向けて尽力してまいります。

- ※2024年3月29日発信リリース「温室効果ガス排出量削減における中長期目標改訂のお知らせ~2050年のカーボンニュートラル実現に向け、取り組みを推進~」
会社概要(MIRARTHホールディングス)
- 商 号 :
- MIRARTHホールディングス株式会社
- 代 表 者 :
- 代表取締役 島田 和一
- 所 在 地 :
- 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング16F
- 設 立 :
- 1972年9月
- 事業内容 :
- グループ会社の経営管理等
- 資 本 金 :
- 9,056百万円
- U R L :
- https://mirarth.co.jp
会社概要(MIRARTHエナジーソリューションズ)
- 商 号 :
- MIRARTHエナジーソリューションズ株式会社
- 代 表 者 :
- 代表取締役 谷口 健太郎
- 所 在 地 :
- 〒162-0824 東京都新宿区揚場町1-18 飯田橋ビル5F
- 設 立 :
- 2016年3月
- 事業内容 :
- 再生可能エネルギー事業
- 資 本 金 :
- 2,155百万円
- U R L :
- https://www.mirarth-es.com/
会社概要(MIRARTHアセットマネジメント)
- 商 号 :
- MIRARTHアセットマネジメント株式会社
- 代 表 者 :
- 代表取締役 草島 武彦
- 所 在 地 :
- 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-1-1 大成大手町ビル18F
- 設 立 :
- 2013年10月
- 事業内容 :
- 投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業
- 資 本 金 :
- 250百万円
- U R L :
- https://mirarth-am.co.jp/
会社概要(日本風力開発)
- 商 号 :
- 日本風力開発株式会社
- 代 表 者 :
- 代表取締役社長 藤谷 雅義
- 所 在 地 :
- 〒100-6015 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング15F
- 設 立 :
- 1999年7月
- 事業内容 :
- 風力発電に関する各種手続きや開発からメンテナンスまで全般
- 資 本 金 :
- 100百万円
- U R L :
- https://www.jwd.co.jp
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