Sustainability Financeサステナビリティファイナンス

サステナビリティファイナンスの取り組み

MIRARTHホールディングスグループは、資金使途を環境面に配慮したプロジェクトへの充当に限定するグリーンローンや、ESGの取り組みや情報開示、SDGs達成への貢献等を評価し行われるサステナビリティファイナンスによる資金調達を活用し、当社グループの発電事業のさらなる強化と、「目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」をはじめとするSDGsの目標達成への貢献を目指しています。

グリーンローン

MIRARTHホールディングスは、三井住友信託銀行が提供するシンジケーション方式の「グリーンローン」による資金調達を実施しました。また、本件にあたり実施された日本格付研究所の「JCRグリーンローン評価」において、最高等級となる「Green1」を取得しました。
本グリーンローンによる調達資金は、太陽光発電設備「レーベンソーラー岩手八幡平発電所(岩手県八幡平市)」の取得資金に充当しました。

契約締結日 2022年1月27日
アレンジャー/エージェント 三井住友信託銀行
組成金額 38億円
資金使途 レーベンソーラー岩手八幡平発電所取得資金
貸付人 群馬銀行、山陰合同銀行、南都銀行、広島銀行、三井住友信託銀行
取得評価 最高等級「Green1」
ニュースリリース​
(2022年1月)
「グリーンローン」による資金調達について 297KB

レーベンソーラー岩手八幡平発電所の概要

  • 所在地:岩手県八幡平市松尾寄木第一地割495-1他
  • 面積:約34ha
  • 発電容量:約9.8M
  • 想定年間発電量:約976万kWh
  • 売電単価:36円/kWh

環境改善効果レポーティング

  • 期間:2022年1月~2023年1月
  • 本発電所のCO₂削減量は年間4,583トン、想定発電量は9,338MWh、総発電量は9,499MWhとなります。
    (CO₂削減相当量算定方法は、環境省にて定められた計算方法およびデフォルト値に基づいて算出)
レーベンソーラー岩手八幡平発電所全体写真

サステナビリティ・リンク・ローン

サステナビリティ・リンク・ローンは、サステナビリティ戦略に基づくサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)※を設定し、貸付条件をSPTsの達成状況に連動させることで、目標達成に向けた動機づけを促進するとともに、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成⾧の促進を目指すものです。

当社グループのエネルギー事業部門を担うレーベンクリーンエナジーは、事業活動を通じてサステナビリティ戦略の達成に貢献したいという意思を表明するため、格付投資情報センター(R&I)によるセカンドオピニオンを取得し、東和銀行との「サステナビリティ・リンク・ローン」の融資契約を締結するとともに、資金調達を実施しました。調達した資金は、再生可能エネルギー開発等に係る事業資金として活用します。

  • ※ SPTs(Sustainable Performance Targets):サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット。事業者が定めるSDGsに関する達成度合いを測ることができる野心的な目標。
契約締結日 2022年12月27日
企業名 株式会社レーベンクリーンエナジー
融資額 10億円
調達期間 10年
資金使途 SDGs目標達成に向けた事業資金(再生可能エネルギー開発等に係る事業資金)
SPTs 自社開発および既存の稼働物件取得による再生可能エネルギー発電施設の累計出力(kW)において
  1. ① 毎年15,000kW増加させる
  2. ② 通年度平均15,000kW増加させる(計画累計出力を上回る)
セカンドオピニオン 株式会社格付投資情報センター(R&I)

ESG経営支援ローン

「ESG経営支援ローン」は、三菱UFJ銀行が提供する、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みを支援・サポートするESG評価型融資商品です。
MIRARTHホールディングスは、三菱UFJ銀行が提供する「ESG経営支援ローン」による資金調達を実施するとともに、本件にあたり実施されたMUFG ESG評価において、「特に進んでいる」との評価であるAランクを取得しました。
本ESG経営支援ローンによる調達資金は、メガソーラー発電事業の展開に活用していきます。

ニュースリリース​
(2022年4月)
「ESG 経営支援ローン」による資金調達について 200KB

ESG・SDGs評価シンジケーション

MIRARTHホールディングスは、三井住友銀行が提供する「ESG/SDGs評価シンジケーション」における、「ESG/SDGs評価」に基づくシンジケート・ローンによる資金調達を実施しました。
「ESG/SDGs評価シンジケーション」は、三井住友銀行と日本総合研究所が作成した独自の評価基準に基づき、企業のESG側面の取り組みや情報開示、SDGs達成への貢献を評価し、取り組みや情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取り組み事例などを還元いただける融資商品です。
今回の当社に対する評価結果は、「企業理念・サステナビリティへのコミットメント」「環境配慮型製品・サービスの提供」「ローカル/グローバル・コミュニティへの配慮」において非常に高い水準であると判断されました。企業経営において一定のESG側面の取り組みと情報開示を実施しており、また、事業を通じたSDGs達成への貢献意欲が高いとの 評価となりました。
今回調達した資金は、当社グループのエネルギー事業部門を担うレーベンクリーンエナジーの事業展開に活用していきます。

ニュースリリース​
(2021年10月)
ESG/SDGs評価シンジケーション」に基づく資金調達について 194KB

レーベンクリーンエナジーの事業について

日本国内における再生可能エネルギー需要の高まりから、オンサイト型・オフサイト型PPAの推進や地域マイクログリッド構想を視野に入れ、FIT(固定買取価格制度)に依存しないビジネスモデルの構築を図っています。

PPAモデルの概略
PPAモデルの概略

ちばぎんSDGsフレンズローン

レーベンクリーンエナジーは、千葉銀行が提供する「ちばぎん SDGsフレンズローン」について、融資契約を締結しました。
「ちばぎん SDGsフレンズローン」は、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)を自社の経営に活かしたいと考える事業者向けの融資制度です。独自の「SDGs チェックシート」により、事業活動や経営課題とSDGs との関連性を可視化できる点が特長となっています。
「ちばぎん SDGsフレンズローン」を活用し、さらなるSDGs経営の推進を目指します。

名称 ちばぎんSDGsフレンズローン
発行金額 100百万円
資金用途 運転資金
貸付人 千葉銀行
資金使途 SDGs目標達成に向けた事業資金(再生可能エネルギー開発等に係る事業資金)

ポジティブ・インパクト・ファイナンス

MIRARTHホールディングスは、富山第一銀行が提供する「ファースト・ポジティブ・インパクト・ファイナンス」による資金調達を実施しました。

「ファースト・ポジティブ・インパクト・ファイナンス」は、企業活動における経済・環境・社会の3つの側面における、ポジティブインパクト(プラスの影響)の拡大とネガティブインパクト(マイナスの影響)の緩和を目的とした融資商品です。これらのインパクトに対して設定したKPI(重要業績評価指標)の達成状況や取り組み状況について、定期的にモニタリングが行われます。
今回のインパクト評価の対象は、グループ全体を通してMIRARTHホールディングスとなりますが、調達資金はタカラレーベンのコア事業である、新築分譲マンション事業に関する資金として充当します。
なお、実施体制の業務プロセスがPIF原則に準拠して適用されていることを、格付投資情報センター(R&I)のセカンドオピニオンにより確認されています。

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