City Development都市開発・地域創生

都市開発

「レーベン東川口 GRANDEST」東川口駅前行政センター開所

タカラレーベンは、埼玉県の分譲マンションで初のPPP(官民連携)事業として、埼玉建興株式会社の共同事業により「レーベン東川口GRANDEST」を2023年11月に竣工し、2025年4月に1階・2階に備わる東川口駅前行政センターが開所しました。
同物件は、JR武蔵野線・埼玉高速鉄道線「東川口」駅から徒歩1分の好立地に位置し、地上18階・地下2階建ての分譲マンションです。行政センターや交番など、地域住民が利用できる公共施設が併設されたことで「東川口」駅前のロータリーも整備され、街のにぎわいを生む拠点として一層利便性が高まりました。

「レーベン東川口 GRANDEST」東川口駅前行政センター開所
「レーベン東川口 GRANDEST」東川口駅前行政センター開所
「レーベン東川口 GRANDEST」東川口駅前行政センター開所

福井駅前電車通り北地区B街区第一種市街地再開発事業(レーベン福井中央 ARCGATE)

タカラレーベンは、参加組合員として福井駅前電車通り北地区B街区第一種市街地再開発事業に参画し、2024年7月より、JR「福井」駅西口の通称「三角地帯」において「レーベン福井中央 ARCGATE」の提供を開始しました。当該地区は、戦災復興土地区画整理事業に伴う公共施設整備で形成され、昭和30年代から商業地として発展し、中心市街地の重要な拠点となっています。しかし、空き店舗の増加や建物の老朽化、急速な超高齢化により、都市機能の更新や高齢化対応が求められていました。

2026年1月に竣工予定の本プロジェクトは、1階に商業施設、2階には医療福祉施設、3階以上に共同住宅62戸を配し、高齢化社会にて求められるスマートウェルネス住宅の推進をはかる住宅・商業・医療福祉の複合施設です。都市機能の更新を図るとともに、新たな集い・賑わい・憩いのある交流拠点を創出し、中心市街地の活性化に寄与するまちづくりを目指しています。

また、江戸時代に城下町として栄えた福井の歴史的背景を活かし、本プロジェクト敷地内で出土した江戸期の石垣の素材である「笏谷石」を活用したベンチや、外壁タイルにその翠の色調を取り入れることで、歴史と文化のレガシーを現代の都市空間に融合させています。

「レーベン福井中央 ARCGATE」

小田原駅前分譲共同ビルマンション建替事業(レーベン小田原 THE TOWER)

MIRARTHホールディングスは、参加組合員・事業協力者として神奈川県小田原市の「小田原駅前分譲共同ビルマンション建替事業」に、事業協力者として2017年より参画してきました。2024年6月に、医療施設や商業施設を備えた住商一体型の複合プロジェクト「レーベン小田原 THE TOWER」が完成しました。

本事業は、1975年に建築され、耐震性に課題を抱えていた「新幹線ビル(通称)」の建替えを目的として実施されました。2017年以降、当社(当時社名:タカラレーベン)が参画する小田原駅前分譲共同ビルマンション建替組合は、区分所有法に基づく「建替え決議」および「優良建築物等整備事業」の認定を受け、計画に基づく解体工事と新築工事を進めてきました。JR東海道新幹線等が乗り入れる「小田原」駅西口から徒歩1分の好立地に構え、エリア最大規模かつ最高層の総戸数190戸のデザインレジデンスという資産性にも優れた物件です。

  • ※ 1993年以降に「小田原」駅を最寄り駅とする分譲マンションとして、駅徒歩1分は初めて。総戸数190戸は最大規模、17階建ては最高層となる(出典:MRCデータ:1993年1月~2021年3月15日までのMRC調査・捕捉に基づく分譲マンションデータの範囲内)
小田原駅前分譲共同ビルマンション建替事業(レーベン小田原 THE TOWER)
小田原駅前分譲共同ビルマンション建替事業(レーベン小田原 THE TOWER)
小田原駅前分譲共同ビルマンション建替事業(レーベン小田原 THE TOWER)

小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業

MIRARTHホールディングスは、神奈川県小田原市における「小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業」を実施し、「にぎわいとやすらぎの街なか再生」の創出に取り組んでいます。

本事業では、商業と住宅を一体化した複合施設を開発します。街のランドマークとなる高いデザイン性を備え、高い耐震性・防災性と環境に配慮した空間設計を行います。低層階の商業エリアには商店街との連続性を生み出すテナントを誘致し、周辺の商店会・自治会との密接なコミュニティ形成を図るとともに、回遊性と生活利便性を相互的に向上させ、人々の交流拠点となる施設を目指します。また中層・高層階には、小田原城や相模湾、丹沢山系などの眺望に、居住者の快適性を重視した共用設備を備えた住宅286戸(2025年4月時点)を設け、小田原市中心市街地の定住人口増加を目指します。2024年11月に新築工事に着工、2028年3月の竣工を予定しています。(2025年4月現在)

小田原市では、「にぎわいとやすらぎの街なか再生~訪れたくなるまち(交流人口の増加)・住みたくなるまち(定住人口の増加)の実現~」を目指す「都市廊政策基本方針」を掲げており、また小田原市の中心市街地では、小売業の衰退、放置自転車、建物の老朽化などの課題を抱えています。MIRARTHホールディングスグループは本事業によってこれらの課題を解決するとともに、小田原市が目指す持続可能な街なか再生を促進していきます。

  • ※ 優良建築物等整備事業:市街地の環境の整備改善、良好な市街地住宅の供給等に資するため、土地の利用の共同化、高度化等に寄与する優良建築物等の整備を目的とした国土交通省の制度。
小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業

静岡県沼津市 町方町・通横町第一地区市街地再開発

タカラレーベンはフジタと共同企業体を構成し、静岡県沼津市の町方町・通横町第一地区市街地再開発組合と特定業務代行契約書を2025年1月30日に締結しました。

本事業は、1954年に日本初の防火建築・共同建築様式による商店街として誕生したアーケード名店街の一部街区を再開発するもので、再開発を通じて中心市街地の再整備を目指し、2024年10月に解体工事に着手、地上10階地下1階の住宅105戸および店舗を完成させる計画です。

2024年度では、2023年度に引き続きデザインワークショップが開催されました。地区全体の整備方針をもとに、E街区周辺の道路や歩道空間の具体的な整備イメージや整備後の維持管理のありかたについて、組合員を含めた商店街住民の皆さんと活発な意見交換を行いました。

当社グループは、都市が抱えるさまざまな課題を解決していくと同時に、機能性や居住性を向上させ、安全・安心で魅力あるまちづくりを実現するとともに、各種まちづくり手法等を活用し、土地や建物の所有者・権利者、そして行政とも連携を図りながら、三者一体となって都市再生に取り組んでいきます。

静岡県沼津市 町方町・通横町第一地区市街地再開発
静岡県沼津市 町方町・通横町第一地区市街地再開発
静岡県沼津市 町方町・通横町第一地区市街地再開発

百貨店跡地再開発計画

タカラレーベンは、1843年開業より甲府市中心市街地の顔であった岡島百貨店の跡地を中心とした土地を取得し、同市内において3棟目の開発となるタワーレジデンスと商業施設、自走式駐車場で構成した複合施設を開発します。

当施設は、県内随一の規模を誇るタワーレジデンスをはじめ、「岡島のDNA」を引き継いだ次世代の商業施設やイベントの開催が可能な広場、自走式駐車場の整備を計画しています。都心部からの移住者を含む「まちなか居住」の増加と中心市街地への誘客を促進し、居住者や来街者の回遊の起点となるとともに、中心市街地の賑わい再生につながる開発を目指しています。

百貨店跡地再開発計画

南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業

MIRARTHホールディングスは、野村不動産株式会社、清水建設株式会社とともに、住宅保留床及び商業保留床を取得する参加組合員および特定業務代行者として、東京都江戸川区の「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」に参画しています。

本事業では、2009年1月に江戸川区によって策定された「JR小岩駅周辺地区まちづくり基本構想」の実現に向け、2015年に完了した「南小岩七丁目西地区」、2016年8月に準備組合が設立された「南小岩七丁目地区」、及びこれらの事業を結ぶ形で整備されるリングロードとの回遊性や賑わいの創出、住環境や地域の安心・安全性の向上を図り、土地の高度利用により、住宅、商業機能等を備え複合市街地への更新を図っていきます。

本事業は、フラワーロード商店街の入り口に位置することから、JR小岩駅前の顔となる施設を目指すとともに、駅前という立地特性を活かした街区間の連続性に力を入れており、Ⅰ~Ⅲの3つの街区を形成し、順次開発しています。
Ⅰ街区は2020年12月に竣工、地上10階、延床面積約7,122㎡の商業棟が2021年7月に全館開業しました。
Ⅱ街区は2022年5月に竣工、地上22階、地下1階、延床面積約29,148㎡には住戸(233戸)のほか、商業、業務、駐車場で構成されています。
Ⅲ街区は2025年11月に竣工予定、地上33階、地下1階、延床面積約53,153㎡には住戸(367戸)のほか、商業、公共駐輪場、駐車場を整備予定です。

南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業
南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業

地域創生

廃校を活用したキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」

タカラレーベンは、全国でキャンプ・グランピングフィールドの運営・企画開発を行うVILLAGE INCと福岡県うきは市の旧姫治小学校の廃校施設を活用して、キャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」をオープンしました。

本施設は、隈上川に隣接し、豊かな緑に囲まれた自然環境の中に位置しています。夏季には川辺で蛍が舞い、地域固有の自然美を体感できるほか、かつて学校として利用されていた施設の特色を生かした多彩なコンテンツを提供しています。

当事業により、地域課題であった遊休不動産の活用を通じて、うきは市の地域活性化(交流人口の増加・観光振興・地域特産品の活用・地域雇用の発生等)に貢献する取り組みです。また有事の際には、当施設を避難所としても使用することができ、地域の防災にも寄与しています。

廃校を活用したキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」

鹿児島空港近接ホテルプロジェクト

鹿児島の玄関口として51年にわたる歴史を持つ「かごしま空港ホテル」は、建物の老朽化に伴い、2024年3月末に閉館しました。タカラレーベンは、鹿児島空港に近接するエアポートホテルとして公共性も高く、鹿児島の玄関口として重要な役割を担う同ホテルの思いを受け継ぎ、当ホテルを鹿児島の活性化に貢献できる新しいホテルとして開発し、2027年の開業・運用を目指しています。

地域の皆さまとも連携を図りながら、地域の魅力を活かした新しい価値を創出し、鹿児島の未来を幸せにする、鹿児島のタカラとなるようなホテルを目指します。

アクアイグニス淡路島

タカラレーベンおよびMIRARTHアセットマネジメントは、複合型天然温泉リゾート「アクアイグニス淡路島」(兵庫県淡路市)事業に参画しています。本施設は、国内で初めて認定された国営公園Park-PFI事業です。

本事業は、地方自治体に限らず異業種とも連携しながら、新たな事業スキームとして地域活性化および地域の価値向上に貢献するものと考えます。タカラレーベンおよびMIRARTHアセットマネジメントは、本事業地が淡路島の北端にあたり、関西方面からのアクセスに優れていることから、通過点となっていた淡路島を目的地とし、既にアクアイグニス社が展開を行っている三重県の「アクアイグニス」「VISON」同様のポテンシャルを秘めていると判断し、出資を決定しました。

今後も、本事業のように国営公園と手を取り合い、より良い公民連携のあり方を模索しながら、淡路島の観光業の発展を目指し、地域活性化に向けて邁進していきます。

  • ※ Park-PFI:「公募設置管理制度」の呼称。公募により民間事業者の資金やノウハウを活用する都市公園の新たな整備・管理手法。
アクアイグニス淡路島
アクアイグニス淡路島
アクアイグニス淡路島

地域密着型ショッピングセンター『tonarie星田』

MIRARTHホールディングスは、地域密着型ショッピングセンター「tonarie星田」(大阪府交野市)を日本エスコンと共同開発しました。

周辺は、「星田駅北土地区画整理事業」(施行面積約26.4ha)の区域内であり、分譲マンションや戸建住宅、医療施設、公園など新たな開発が進み、今後さらなる発展が期待されるエリアです。当該商業施設は、当エリアの中でも「星田」駅前の利便性の高い場所に位置しております。スーパー、ドラッグストア、100円ショップ、医療モールといったテナントが揃う地域密着型の商業施設として、地域発展の一助となり、地域に愛されるよう目指していきます。

当社と日本エスコングループがこれまで培ってきた商業施設開発・運営ノウハウを活かし、地域のコミュニティ形成、地域の活性化に貢献していきます。

地域密着型ショッピングセンター『tonarie』
地域密着型ショッピングセンター『tonarie』

中心市街地活性化への支援

MIRARTHホールディングスグループは、事業を通じた地方創生を推進するとともに、物件供給エリアの地域活性化やまちづくりの活動にも積極的に取り組んでいます。

日本海高岡なべ祭り、高岡クラフト市場街、高岡七夕まつり

タカラレーベンは2019年より新鮮な魚介類やお肉と野菜いっぱいの鍋料理を楽しむ、冬の高岡を代表するビッグイベント「日本海高岡なべ祭り」に参加しています。
2025年の「第39回日本海高岡なべ祭り」では社内の勉強会チームと連携して社員17名が参加、毎年大人気の芋煮を販売、雪で足元が悪い中にも関わらず1400杯を売り上げ、過去最高となりました。

400年以上続く伝統工芸・ものづくりのまち富山県高岡市の魅力を"ものづくり"をキーワードに発信する「クラフト市場街」には2021年から参加、高さ約20mのジャンボ七夕をはじめ、大小1,000本の七夕が街中に華やかに飾られ夏の夜空を彩る「高岡七夕まつり」には2019年より協賛しています。2024年度は「クラフト市場町」「高岡七夕まつり」ともに協賛の形で支援しました。

これらの高岡市で開催されるイベントを支援することにより、高岡市中心市街地のまち再生に貢献しています。

日本海高岡なべ祭り
高岡七夕まつり

甲府七夕まつり

タカラレーベンは、山梨県甲府市で推進している甲府・岡島百貨店跡地の再開発を進める中で、地域の皆様とのコミュニケーションを図り、甲府市の活性化に貢献したいという同社の想いを伝えるべく、山梨県甲府市で開催されている「甲府七夕まつり」に2023年から協賛および出店しています。

甲府七夕まつりは、甲府市において毎年、七夕の時期に開催されるお祭りで、甲府市の夏の風物詩です。2回目の参加となる2024年は3日間で約6万8000人が来場する中、従業員15名がスタッフとしてアイスクリームとフランクフルトを販売し、好評を博しました。

甲府七夕まつり
甲府七夕まつり

地域活動への参加・支援

一般社団法人小岩駅周辺地区エリアマネジメントKOITTOへの参画

総武線小岩駅の開業から百余年の歴史を刻んできたJR小岩駅周辺地区では、現在複数の大規模再開発事業が進行しています。

地権者、デベロッパー、居住者、利用者等が連携し、再開発で生まれ変わるあたらしい小岩を盛り上げていくための組織として、一般社団法人小岩駅周辺地区エリアマネジメント(KOITTO※)が設立され、南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業に参画するMIRARTHホールディングスが特別賛助会員として参画しています。

KOITTOでは、①地域の協力連携を促進する企画、イベントの推進 ②エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE」の運営・活用 ③小岩駅周辺地区のエリアブランディング活動 ④再開発の進捗に合わせた公共的空間の利用検討 等に取り組んでいます。

先行して竣工した当再開発事業のⅠ街区「FIRSTA Ⅰ」には、エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE」が設けられ、小岩駅周辺のエリアマネジメントを推進しています。

  • ※ KOITTO:小岩駅周辺地区のエリアマネジメントに取り組むため、2020年11月に設立された一般社団法人。2022年3月29日に都市再生推進法人*に指定されました。
    • * 都市再生推進法人:都市再生特別措置法に基づき、都市の再生に必要な公共公益施設の整備等を重点的に実施すべき土地の区域のまちづくりの中核を担う法人として、市町村が指定します。
エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE」
エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE」
「FIRSTA Ⅱ」広場スペースでのマルシェ
「FIRSTA Ⅱ」広場スペースでのマルシェ

赤羽納涼フェスタ

タカラレーベンは、赤羽の地域活動の一助となるべく2018年から「赤羽納涼フェスタ」に参加しています。

2024年8月24日、25日の2日間、同社から32名の従業員がスタッフとして参加し、フランクフルト、たません、ドリンク販売の屋台を出店しました。同社の屋台はお客さまが長蛇の列を作るなど好評を博しました。

会場である赤羽小学校校庭中心に設けられたステージでは盆踊りやフラダンス、プロのミュージシャンによるライブ等が開催され、地元のご家族連れで大盛況となりました。

今後も赤羽納涼フェスタへの参加を通じ、地元の皆さまと交流を図り、地域活動に貢献していきます。

赤羽納涼フェスタ
赤羽納涼フェスタ

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