City Development都市開発・街づくり

都市開発

小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業

MIRARTHホールディングスは、神奈川県小田原市における「小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業」を実施し、「にぎわいとやすらぎの街なか再生」の創出に取り組んでいます。

本事業では、商業と住宅を一体化した複合施設を開発します。街のランドマークとなる高いデザイン性を備え、高い耐震性・防災性と環境に配慮した空間設計を行います。低層階の商業エリアには商店街との連続性を生み出すテナントを誘致し、周辺の商店会・自治会との密接なコミュニティ形成を図るとともに、回遊性と生活利便性を相互的に向上させ、人々の交流拠点となる施設を目指します。また中層・高層階には、小田原城や相模湾、丹沢山系などの眺望に、居住者の快適性を重視した共用設備を備えた住宅286戸(2024年6月時点)を設け、小田原市中心市街地の定住人口増加を目指します。

小田原市では、「にぎわいとやすらぎの街なか再生~訪れたくなるまち(交流人口の増加)・住みたくなるまち(定住人口の増加)の実現~」を目指す「都市廊政策基本方針」を掲げており、また小田原市の中心市街地では、小売業の衰退、放置自転車、建物の老朽化などの課題を抱えています。当社グループは本事業によってこれらの課題を解決するとともに、小田原市が目指す持続可能な街なか再生を促進していきます。

小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業

高岡駅前東地区優良建築物等整備事業(レーベン高岡駅前THE TOWER)

MIRARTHホールディングスは、2018年より富山県高岡市の「高岡駅前東地区優良建築物等整備事業」に事業施行者として参画してきました。2023年11月、当事業「レーベン高岡駅前THE TOWER」が竣工し、高岡駅前の新たなランドマークとして、高岡の玄関口としてふさわしい景観形成と賑わいの創出を実現しています。

本事業は、「高岡市中心市街地活性化基本計画」を定め、「行き交う人で賑わうまち」「住む人、働く人で賑わうまち」を基本方針としたまちづくりに取り組む高岡市との官民連携の再開発事業です。高岡駅周辺地区が有する拠点機能を最大限発揮し、居住者や高岡駅を利用する方をはじめとした多様なニーズに対応し、利便性の向上を目指しています。

当社グループは、事業施行者として「高岡駅前東地区優良建築物等整備事業」に取り組み、中心市街地の定住人口の増加を目的とした住宅を提供しています。また高岡駅北口交流広場に面した立地を活かして1階に店舗区画を配置し、高岡市内最高層となる19階建てのシンボリックな施設を目指しました。店舗区画は高岡駅北口交流広場とゆるやかなつながりを創出するよう、店舗前にテラススペースを配置し、これまでの街並みを調和しながらも、新たな賑わいを生み出しています。

  • ※ 優良建築物等整備事業:市街地の環境の整備改善、良好な市街地住宅の供給等に資するため、土地の利用の共同化、高度化等に寄与する優良建築物等の整備を目的とした国土交通省の制度。
高岡駅前東地区優良建築物等整備事業(レーベン高岡駅前THE TOWER)

静岡県沼津市町方町・通横町第一地区市街地再開発

タカラレーベンはフジタと共同企業体を構成し、静岡県沼津市町方町・通横町第一地区市街地再開発組合と特定業務代行者基本協定書を11月16日に締結しました。

本事業は、1954年に日本初の防火建築・共同建築様式による商店街として誕生したアーケード名店街の一部街区を再開発するもので、再開発を通じて中心市街地の再整備を目指します。2024年に解体工事および整地工事に着手し、2028年1月には地上10階地下1階の住宅105戸および店舗を完成させる計画です。

MIRARTHホールディングスグループは、都市が抱えるさまざまな課題を解決していくと同時に、機能性や居住性を向上させ、安全・安心で魅力あるまちづくりを実現するとともに、各種まちづくり手法等を活用し、土地や建物の所有者・権利者、そして行政とも連携を図りながら、三者一体となって都市再生に取り組んでいきます。

静岡県沼津市町方町・通横町第一地区市街地再開発
静岡県沼津市町方町・通横町第一地区市街地再開発
静岡県沼津市町方町・通横町第一地区市街地再開発

百貨店跡地再開発計画

タカラレーベンは、1843年開業より甲府市中心市街地の顔であった岡島百貨店の跡地を中心とした土地を取得し、同市内において3棟目の開発となるタワーレジデンスと商業施設、自走式駐車場で構成した複合施設を開発します。

当施設は、県内随一の規模を誇るタワーレジデンスをはじめ、「岡島のDNA」を引き継いだ次世代の商業施設やイベントの開催が可能な広場、自走式駐車場の整備を計画しています。都心部からの移住者を含む「まちなか居住」の増加と中心市街地への誘客を促進し、居住者や来街者の回遊の起点となるとともに、中心市街地の賑わい再生につながる開発を目指しています。

百貨店跡地再開発計画

南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業

MIRARTHホールディングスは、野村不動産株式会社、清水建設株式会社とともに、住宅保留床及び商業保留床を取得する参加組合員および特定業務代行者として、東京都江戸川区の「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」に参画しています。

本事業では、2009年1月に江戸川区によって策定された「JR小岩駅周辺地区まちづくり基本構想」の実現に向け、2015年に完了した「南小岩七丁目西地区」、2016年8月に準備組合が設立された「南小岩七丁目地区」、及びこれらの事業を結ぶ形で整備されるリングロードとの回遊性や賑わいの創出、住環境や地域の安心・安全性の向上を図り、土地の高度利用により、住宅、商業機能等を備え複合市街地への更新を図っていきます。

本事業は、フラワーロード商店街の入り口に位置することから、JR小岩駅前の顔となる施設を目指すとともに、駅前という立地特性を活かした街区間の連続性に力を入れており、Ⅰ~Ⅲの3つの街区を形成し、順次開発しています。
Ⅰ街区は2020年12月に竣工、地上10階、延床面積約7,122㎡の商業棟が2021年7月に全館開業しました。
Ⅱ街区は2022年5月に竣工、地上22階、地下1階、延床面積約29,148㎡には住戸(233戸)のほか、商業、業務、駐車場で構成されています。
Ⅲ街区は2025年11月に竣工予定、地上33階、地下1階、延床面積約53,153㎡には住戸(367戸)のほか、商業、公共駐輪場、駐車場を整備予定です。

南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業
南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業

青森市新町一丁目地区優良建築物等整備事業「THREE」

タカラレーベンは、新町街づくり(株)とMiK(株)が進める青森市新町一丁目地区(中三百貨店青森本店跡地)優良建築物等整備事業「THREE」に参画しました。2023年4月に開業した「THREE」は、「衣・医」「食」「住」の3つが融合する地上14階建の施設で、1~4階に商業施設、5階以上が全85邸の住戸からなるタワーレジデンスです。同社は、「THREE」の住宅保留床を取得し住宅分譲事業を担い、街なか居住の推進を図ることで青森市の中心市街地活性化に貢献しています。下層階には、クリニックモールや飲食街があり、渡り廊下でつながる駐車場棟(アネックス棟)の1階には食料品スーパー(マルシェ)が入るなど、豪雪エリアでありながら雪のストレスを感じさせない生活を可能にしました。地方都市の百貨店再生の新たな提案となります。

青森市新町一丁目地区優良建築物等整備事業「THREE」
青森市新町一丁目地区優良建築物等整備事業「THREE」

地方創生

「Fun&Cool Hotel KAGOSHIMA Airport(仮称)」

鹿児島の玄関口として51年にわたる歴史を持つ「かごしま空港ホテル」は、建物の老朽化に伴い、2024年3月末に閉館しました。タカラレーベンは、鹿児島空港に近接するエアポートホテルとして公共性も高く、鹿児島の玄関口として重要な役割を担う同ホテルの思いを受け継ぎ、当ホテルを鹿児島の活性化に貢献できる新しいホテル「Fun&Cool Hotel KAGOSHIMA Airport(仮称)」として開発し、2026年末の開業・運用を目指しています。

「Fun&Cool Hotel KAGOSHIMA Airport(仮称)」は、自社オリジナルブランド「Fun&Cool」の第一号として開発し、「ホテルやその旅全体を通じて感じる『Fun:陽気で楽しく』や『Cool:おしゃれでカッコいい』の最大化」をコンセプトに、ご滞在中のストレスの極小化や、デザインだけではない+αを追求したNew Style Hotelを提案していきます。全154室(予定)、シングルからファミリーまで幅広くご利用いただける客室タイプを想定しており、鹿児島空港や霧島連山、桜島のパノラマビューを望む上層階の6階には展望浴場を計画しています。

地域の皆さまとも連携を図りながら、地域の魅力を活かした新しい価値を創出し、鹿児島の未来を幸せにする、鹿児島のタカラとなるようなホテルを目指します。

「Fun&Cool Hotel KAGOSHIMA Airport(仮称)」

アクアイグニス淡路島

タカラレーベンおよびMIRARTHアセットマネジメント(旧タカラアセットマネジメント)は、複合型天然温泉リゾート「アクアイグニス淡路島」(兵庫県淡路市)事業に参画しています。本施設は、国内で初めて認定された国営公園Park-PFI事業です。

本事業は、地方自治体に限らず異業種とも連携しながら、新たな事業スキームとして地域活性化および地域の価値向上に貢献するものと考えます。タカラレーベンおよびMIRARTHアセットマネジメントは、本事業地が淡路島の北端にあたり、関西方面からのアクセスに優れていることから、通過点となっていた淡路島を目的地とし、既にアクアイグニス社が展開を行っている三重県の「アクアイグニス」「VISON」同様のポテンシャルを秘めていると判断し、出資を決定しました。

今後も、本事業のように国営公園と手を取り合い、より良い公民連携のあり方を模索しながら、淡路島の観光業の発展を目指し、地域活性化に向けて邁進していきます。

  • ※ Park-PFI:「公募設置管理制度」の呼称。公募により民間事業者の資金やノウハウを活用する都市公園の新たな整備・管理手法。
アクアイグニス淡路島
アクアイグニス淡路島
アクアイグニス淡路島

地域密着型ショッピングセンター『tonarie星田』

MIRARTHホールディングスは、地域密着型ショッピングセンター「tonarie星田」(大阪府交野市)を日本エスコンと共同開発しました。

周辺は、「星田駅北土地区画整理事業」(施行面積約26.4ha)の区域内であり、分譲マンションや戸建住宅、医療施設、公園など新たな開発が進み、今後さらなる発展が期待されるエリアです。当該商業施設は、当エリアの中でも「星田」駅前の利便性の高い場所に位置しております。スーパー、ドラッグストア、100円ショップ、医療モールといったテナントが揃う地域密着型の商業施設として、地域発展の一助となり、地域に愛されるよう目指していきます。

当社と日本エスコングループがこれまで培ってきた商業施設開発・運営ノウハウを活かし、地域のコミュニティ形成、地域の活性化に貢献していきます。

地域密着型ショッピングセンター『tonarie』
地域密着型ショッピングセンター『tonarie』

中心市街地活性化への支援

MIRARTHホールディングスグループは、事業を通じた地方創生を推進するとともに、物件供給エリアの地域活性化やまちづくりの活動にも積極的に取り組んでいます。

インキュベーション・ショップ

タカラレーベンは、長野県上田市の海野町商店街の一角において供給する「レーベン上田中央 GALLDEA」における店舗を地域活性化の拠点のひとつとして位置付け、上田市・上田商工会議所・上田市商店会連合会との連携・協力のもと、新規事業の立ち上げを支援し、事業者の育成に貢献するインキュベーション・ショップを運営しています。

新規創業や創業5年未満の個人事業者・法人事業者などを対象に、上田市商店会連合会にて出店者の募集を行い、同社は店舗の施設整備を担いました。2024年3月には第一号店として、雑貨とスムージーを販売する「Classic Rose(クラシックローズ)」がオープンしました。出店者は上田市商工会議所による経営支援や、上田市による家賃補助等を受けられます。経営ノウハウや経営資源をフルサポートしながら商店街を活性化していく、長野県内での初の取り組みとなります。

インキュベーション・ショップ
インキュベーション・ショップ
インキュベーション・ショップ

日本海高岡なべ祭り、高岡クラフト市場街

タカラレーベンは、新鮮な魚介類と野菜いっぱいの鍋料理を楽しむ、冬の高岡を代表するビッグイベント「日本海高岡なべ祭り」に2019年から参加しています。また、400年以上続く伝統工芸・ものづくりのまち富山県高岡市の魅力を”ものづくり”をキーワードに発信する「クラフト市場街」には2021年から参加しています。2023年度はそれぞれ協賛という形で支援しています。

これらイベントを支援することで高岡市中心市街地のまちの再生を支援してまいります。

日本海高岡なべ祭り
高岡クラフト市場街2022

高岡七夕まつり

高さ約20mのジャンボ七夕をはじめ、大小1,000本の七夕が街中に華やかに飾られ、夏の夜空を彩る「高岡七夕まつり」にタカラレーベンは2019年より協賛しています。

2023年度は「レーベン高岡 MID RISE TOWER」の地権者の皆さまと連携し、かき氷等のフード販売およびキッズプール、テントサウナ体験会等を実施いたしました。

七夕祭りのイベントを通して高岡市中心市街地の活性化に貢献してまいります。

高岡七夕まつり
高岡七夕まつり

甲府七夕まつり2023

タカラレーベンは、山梨県甲府市で推進している甲府・岡島百貨店跡地の再開発を進める中で、地域の皆様とのコミュニケーションを図り、甲府市の活性化に貢献したいという同社の想いを伝えるべく、2023年7月、山梨県甲府市で開催された「甲府七夕まつり」に協賛および出店しました。

甲府七夕まつりは、甲府市において毎年、七夕の時期に開催されるお祭りで、甲府市の夏の風物詩です。2023年度は過去最大規模となる110店舗以上が出店する中、従業員38名がスタッフとしてアイスクリームとフランクフルトを販売し、好評を博しました。

甲府七夕まつり2023
甲府七夕まつり2023

地域活動への参加・支援

一般社団法人小岩駅周辺地区エリアマネジメントKOITTOへの参画

総武線小岩駅の開業から百余年の歴史を刻んできたJR小岩駅周辺地区では、現在複数の大規模再開発事業が進行しています。

地権者、デベロッパー、居住者、利用者等が連携し、再開発で生まれ変わるあたらしい小岩を盛り上げていくための組織として、一般社団法人小岩駅周辺地区エリアマネジメント(KOITTO※)が設立され、南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業に参画するMIRARTHホールディングスが特別賛助会員として参画しています。

KOITTOでは、①地域の協力連携を促進する企画、イベントの推進 ②エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE」の運営・活用 ③小岩駅周辺地区のエリアブランディング活動 ④再開発の進捗に合わせた公共的空間の利用検討 等に取り組んでいます。

先行して竣工した当再開発事業のⅠ街区「FIRSTA Ⅰ」には、エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE」が設けられ、小岩駅周辺のエリアマネジメントを推進しています。

  • ※ KOITTO:小岩駅周辺地区のエリアマネジメントに取り組むため、2020年11月に設立された一般社団法人。2022年3月29日に都市再生推進法人*に指定されました。
    • * 都市再生推進法人:都市再生特別措置法に基づき、都市の再生に必要な公共公益施設の整備等を重点的に実施すべき土地の区域のまちづくりの中核を担う法人として、市町村が指定します。
エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE」
エリアマネジメント拠点「KOITTO TERRACE」
「FIRSTA Ⅱ」広場スペースでのマルシェ
「FIRSTA Ⅱ」広場スペースでのマルシェ

赤羽納涼フェスタ

タカラレーベンは、赤羽の地域活動の一助をとなるべく2018年から「赤羽納涼フェスタ」に参加しています。

2023年8月19日、20日の2日間、同社から24名の従業員がスタッフとして参加し、恒例となっているアイスクリームに加え特大フランクフルト、ドリンク販売の屋台を出店しました。同社の屋台はお客さまが長蛇の列を作るなど好評を博しました。

会場である赤羽小学校校庭中心のやぐらでは盆踊りやフラダンス、プロのミュージシャンによるライブ等が開催され、地元のご家族連れで大盛況となりました。

今後も赤羽納涼フェスタへの参加を通じ、地元の皆さまと交流を図り、地域活動に貢献していきます。

赤羽納涼フェスタ
赤羽納涼フェスタ

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