Renewable Energy再生可能エネルギーの取り組み

エネルギー事業

MIRARTHホールディングスグループは、温室効果ガス(CO₂)の排出量削減に貢献する再生可能エネルギーを活用したエネルギー事業を推進しています。エネルギー事業に参入した2013年以降、全国で遊休地などにメガソーラーや中小規模の太陽光発電所の開発を行っています。そのほか、風力やバイオマスなどの太陽光発電以外の再生可能エネルギー事業にも取り組んでおり、2026年3月末時点で、稼働済発電規模(累計)は393MWとなりました。

稼働済発電規模の推移
稼働済発電規模の5カ年分の推移

太陽光発電

レーベンソーラー鹿児島大崎第1・第2太陽光発電所

LS(レーベンソーラー)鹿児島大崎第1・第2太陽光発電所は、4つのサイトに分割した約22MWを確保、年間発電量は推定約2,660万kWhと、一般家庭に換算して約7,800世帯分の年間使用電力量に相当する電力を生み出します。発電したすべての電力は、FIT制度を活用して一般送配電事業者に売電されます。
また、治水対策として防災調整池を7基設置し、スケールの大きな発電所でありながらも、周辺環境に配慮した設計です。

本発電所は、当社グループがこれまでに開発してきた太陽光発電所のうち、「LS千葉勝浦発電所」(発電容量約30MW)に次ぐ、2番目の大きさの発電所となります。

所在地 鹿児島県曽於郡大崎町野方字並木段3970-1、他
面積 約370,000㎡
発電容量 22,366.8kW
想定年間発電量 約2,660万kWh
売電単価 18円/kWh
レーベンソーラー鹿児島大崎第1・第2太陽光発電所

再エネ電力の供給・PPAの推進

東京電力エナジーパートナーとのオフサイトコーポレートPPAに基づく電力供給

MIRARTH エナジーソリューションズは、2025年9月、東京電力エナジーパートナー株式会社及び東京建物株式会社のグループ会社である新宿センタービル管理株式会社との間で、オフサイトコーポレートPPAに基づく電力の供給を開始しました。
本契約では、MIRARTHエナジーソリューションズが関東エリアに新規で開発した太陽光発電所(合計設備容量約1.5MW)で発電する再生可能エネルギーを、東京電力エナジーパートナーが調達し、新宿センタービルに供給します。
対象発電設備によって発電された電気を需要家である新宿センタービル管理が購入することで、新たな再エネ電源の拡大に寄与する追加性が期待できます。

  • ※ オフサイトコーポレートPPA:需要地ではない遠隔地にて発電された再エネ電力を、電力系統を通じて小売電気事業者を介し、企業などの需要家へ供給する契約方式。

東邦ガスとの電力売買契約

MIRARTHエナジーソリューションズは、中部エリアにおける再生可能エネルギーの普及と拡大を目指し、東邦ガス株式会社と電力売買契約を締結しました。

本契約により、MIRARTHエナジーソリューションズは中部エリアで開発・運用を開始する太陽光発電所(合計設備容量約1.6MW)によって発電される再生可能エネルギー100%の電気と、その環境価値を東邦ガスが調達し、需要家に供給します。

UPDATERへの特定卸供給

MIRARTHアセットマネジメントが資産運用を受託する合同会社グリーンエネルギーは、LS千葉山武東・西発電所において、株式会社UPDATERと特定卸供給契約を締結しています。 LS千葉山武東・西発電所でつくった電気を、UPDATERを介して環境負荷の少ないエネルギーを選ぶ家庭や環境に配慮した経営を実践する企業へと供給します。

北陸電力とオフサイトコーポレートPPAに向けた特定契約

MIRARTHエナジーソリューションズは北陸電力株式会社とオフサイトコーポレートPPAに向けた特定契約を締結しました。本契約は、オフサイトコーポレートPPA推進に向け、両社が2023年9月に締結した「基本協定」に基づき行われたものです。

本契約により、MIRARTHエナジーソリューションズが四国に開発する予定の太陽光発電所(合計設備容量約1.3MW)で発電した再生可能エネルギーを北陸電力が調達し、需要家に供給します。対象発電設備によって発電された電気を需要家が購入することで、新たな再エネ電源の拡大に寄与することが期待されます。

山梨県と「オンサイトPPA方式による電力供給契約」を締結

MIRARTHエナジーソリューションズは、山梨県とオンサイトPPAに向けた電力供給契約を締結しました。本契約は、同社が山梨県内の公共施設5カ所に開発する太陽光発電所(合計設備容量約337kW)で発電した再生可能エネルギーを山梨県に供給するものです。対象発電設備により発電された電気を山梨県が購入することで、新たな再エネ電源の拡大に寄与する追加性が期待されます。

  • ※ オンサイトPPA:需要地の敷地内にて発電された再エネ電力を供給する契約方式。

札幌市と「オンサイトPPA方式による電力供給契約」を締結

MIRARTHエナジーソリューションズは、北海道札幌市とオンサイトPPAに向けた電力供給契約を締結しました。本契約は、札幌市環境局が運営管理する円山動物園内のカバ・ライオン館に設置された太陽光発電所(システム容量49.5kW、合計出力70.55kW)で発電した再生可能エネルギー電力を当該施設に供給します。札幌市が、これら発電設備によって発生した電力を購入することで、新たな再生可能エネルギー電源の拡大に寄与することが期待されます。

東京電力エナジーパートナーとの基本協定

MIRARTHエナジーソリューションズは、オフサイトコーポレートPPA推進のため、東京電力エナジーパートナー株式会社との太陽光発電事業に関する協定を締結しました。
本協定では、東京電力エナジーパートナーの顧客ニーズに応えるため、MIRARTHエナジーソリューションズ所有の発電所で発電した再生可能エネルギーを、小売電気事業者である東京電力エナジーパートナーを通じて需要家に計画的に供給します。RE100に参加する企業を中心に、多くの需要先に非化石価値を提供していきます。

風力発電

ミラースウィンドパワー青森中泊発電所

ミラースウィンドパワー青森中泊発電所は出力3.6MWの風力タービン2基で構成されており、2023年11月に運転を開始しました。年間発電量は16,911MWhを見込んでいます。
MIRARTHエナジーソリューションズが2025年4月に取得し、4月24日に中泊町役場にて脱炭素社会の実現へ向けた取り組み等の意見交換を目的とした懇談会を実施しました。懇談会では風力、太陽光をはじめ、新たな再生可能エネルギーを生み出す技術や、蓄電池を活用することによって拡がる未来の可能性など様々な視点から意見交換が行われました。

本発電所の運用は、当社グループで多様なスキームによる金融商品化を通じて、再生可能エネルギー・不動産の可能性を追求することを目指すMIRARTHアセットマネジメントが担います。

所在地 青森県北津軽郡中泊町大字田茂木字若宮地内ほか
発電容量 7.2MW (3.6MW×2基)
想定年間発電量 約16,911MWh
売電単価 22円/kWh
ミラースウィンドパワー青森中泊発電所

ミラースウィンドパワー北海道乙部発電所

ミラースウィンドパワー北海道乙部発電所は、高さ約120m、出力2,300kWの風力発電2機で構成されており、高さ78mのタワー(塔)に長さ約41mの大きなブレード(風車の羽)が取り付けられ、発電効率と安定性が高い設計となっています。想定年間発電量は約1,005.8万kWhで、これは一般家庭約2,400世帯分の年間使用電力量に相当し、約5,300t分CO₂排出量削減に貢献します。

本発電所は、乙部町内初の陸上風力発電所であり、また当社グループ2件目の風力発電所となります。

所在地 北海道爾志郡乙部町字元和547-6他10筆(地番)
発電容量 4,600kW
想定年間発電量 約1,005.8万kWh
売電単価 22円/kWh
ミラースウィンドパワー北海道乙部発電所

バイオマス発電

富士山朝霧バイオマス発電所

富士山朝霧バイオマス発電所は、MIRARTHホールディングスが共同出資を行う合同会社富士山朝霧Biomassが運営を担っています。発電した電力は地域電力会社を経由して静岡県東部地区に配電されます。

本発電所では、富士開拓農業協同組合の会員から収集した牛ふんを利用したバイオマス発電を行っており、牛ふんを発酵処理して生成したバイオガスを燃焼させて発電することで、木くずや可燃ごみを直接燃焼させて発電する方式に比べてCO₂の排出量を抑制することが可能です。さらに、バイオガスとともに生成した液体肥料は、「富士山朝霧バイオマス液体肥料」として多方面へ販売し、化成肥料使用の抑制にもつなげています。

また、発電施設は、環境省による「環境調和型バイオマス資源活用モデル事業」で使用されていた施設を再利用しています。解体予定であった施設を再利用することで、解体により発生するCO₂排出を抑制することにも貢献しています。

富士山朝霧バイオマス発電所

系統蓄電所

MSB神奈川愛川蓄電所

MIRARTHアセットマネジメントは、株式会社パワーエックスと共同で神奈川県愛甲郡愛川町に整備した「MSB(ミラースストレージバッテリー)神奈川愛川蓄電所」の商業運転を、2025年9月1日に開始しました。
当社グループが保有する初の蓄電所となる本蓄電所の調整力は、法人向け再エネ電力サービス「X-PPA」を含むパワーエックス小売電気事業の需給バランシングに活用するほか、卸電力取引市場、容量市場、需給調整市場も運用します。
今後も系統蓄電所の開発を推進し、再生可能エネルギー拡大フェーズにおける地域系統の安定化に貢献していきます。

MSB神奈川愛川蓄電所

パワーエックスとの包括協業に関する基本合意

MIRARTHエナジーソリューションズは、株式会社パワーエックスと系統用蓄電所の共同開発および運用に関する包括的な業務提携について、基本合意書を締結しました。
近年、再生可能エネルギーの導入拡大が進む中、出力変動緩和の観点から電力系統を安定化させる「系統用蓄電所」の重要性が高まっています。パワーエックスは最先端の蓄電池技術と運用システムを有しており、その技術力とMIRARTHエナジーソリューションズが再生可能エネルギー事業で培った開発力を融合させることで、電力需給の安定化に貢献します。同時に、カーボンニュートラル社会の実現に向けた次世代エネルギーインフラである系統用蓄電所の構築加速化、持続可能なエネルギーインフラの確立も目指します。

特別高圧系統用蓄電池事業

MIRARTHエナジーソリューションズは、東京センチュリー株式会社と共同出資によりMIRAI東京蓄電合同会社を設立し、神奈川県横浜市での特別高圧系統用蓄電池事業を開始することを決定しました。本事業は、公益財団法人東京都環境公社が公募した令和6年度「再エネ導入拡大を見据えた系統用大規模蓄電池導入支援事業」に採択されています。

近年、再生可能エネルギーの推進、出力変動緩和等の観点から電力の需給バランスを調整する系統用蓄電池の重要性が高まっています。これを踏まえ、MIRARTHエナジーソリューションズは系統電力の安定化、地域社会の価値向上に貢献できる本事業への参入を決定しました。

  • ※ 特別高圧系統用蓄電池:電力系統(発電所・送電線・変電所等)に直接接続され、特定の電源の出力変動ではなく電力システム全体の需給変動への対応に活用される蓄電池(設備容量が2,000kW以上)のこと。
事業概要
事業者 MIRAI 東京蓄電合同会社
蓄電池設置予定地 神奈川県横浜市旭区
定格出力 12,000kW
定格容量 65,808kWh
電池方式 リチウムイオン電池
敷地面積 約8,000㎡
運転開始時期 2029 年度(予定)

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