Disaster Response災害への対応

安全・衛生管理

レーベンコミュニティにおける危機管理体制

レーベンコミュニティでは、マンション居住者の安心・安全な暮らしを守るために、盤石な危機管理体制を整えています。

安全管理

マンションの諸設備に異常があった場合、遠隔監視システムによって、すぐに電話回線を通じて警備会社へ情報が送られます。そして必要に応じて、巡回の警備スタッフによる緊急対応が行われます。また、エレベーターや消火設備などのトラブルに対しては、点検やスタッフの研修を実施することで、いざという時に的確に対応できる体制を整えています。

安全管理

大規模災害時の対応

2011年3月に発生した東日本大震災では、即座に緊急地震対策本部を設置し、速やかな初期対応を実施しました。また、震災復旧工事の際は、迅速・安心・誠実の理念のもと、設備や修繕について培われた知識・技術を活かし、各管理組合の目線に立ったサポートを実施しました。

大規模災害時の対応

大規模物件における危機対応

レーベンコミュニティは長年の経験をもとに、各地の大規模マンションでの新型コロナウイルス感染対策に取り組んでいます。
2020年度は、約1,100世帯が暮らす「パークシティ溝の口」(神奈川県川崎市)でも、管理組合、自治会、管理防災センターと協力し、感染を徹底して予防するとともに感染者の発生に備えるために組織的な危機対応を行いました。具体的には午前と午後の各1回、居住者が日頃よく手を触れるエレベーター内の押しボタンや手すり、インターホンパネル、ドアノブなどの消毒作業を行い、徹底した感染対策に取り組みました。そのほかに、居住者には、家庭内での感染対策(換気、不要不急の外出自粛など)、マンション敷地内での注意事項(マスクの着用、エレベーター内の会話自粛、感染リスクを減らすゴミの捨て方など)を細かく呼び掛けました。
また「感染したのではと感じた場合」「感染がわかった場合」に必要な情報をわかりやすく整理して伝えることで、適切な行動を促しました。加えて、これらの感染防止の取り組みの集大成として、「感染予防のしおり」を作成して、居住者に配布しました。このしおりでは感染対策のほかに公的機関の相談窓口、敷地内にある感染症専門医院の紹介、周辺のテイクアウト、デリバリー対応店の紹介や還付金詐欺への注意喚起なども記載し、コロナ禍での暮らしを幅広く支援しました。

大規模災害時の対応 イメージ1
大規模災害時の対応 イメージ2

防災対応

防災訓練

レーベンコミュニティでは、マンションにおける居住者の皆さまのコミュニティの安心・安全をサポートしています。お年寄りやお子さまを含む居住者の皆さまにとって、いざという時にマンションに備えられた消防設備などを適切に利用したり、正しい避難経路から迅速に避難することは簡単ではありません。同社では、安全対策の一環として管理組合と連携し、防災訓練を実施しています。
2022年11月に実施した防災訓練では、新型コロナウィルス感染予防の観点から参加者を限定し、実際の避難経路に沿った避難訓練、AEDレンタル会社や自動火災報知設備の保守点検会社による実地指導、参加者全員による消火器を使った消火訓練を行いました。

防災訓練
AED機器の実地指導
防災訓練
消火器を使用した消火訓練

HOTEL THE LEBEN OSAKA 「防災体験 Missionプラン」

阪神・淡路大震災、東日本大震災等の大型の災害が発生以降、防災への意識が都度高まり続けています。タカラレーベンは、グループ初のホテルブランド1号店「HOTEL THE LEBEN OSAKA」(2022年3月開業)において、家族で防災について学び、話し合うきっかけを提供する「防災体験Missionプラン」を展開しています。同プランでは、照明のつかない不便な客室で1日を過ごしながら、防災グッズを使い、保存食を食べてもらうことによって、災害時を疑似体験してもらいます。客室には冊子「“防災 Mission 7~我が家の防災ルールを作ろう~”」が用意されおり「集合する避難場所を決めよう」「家族の防災グッズを考えよう」といった7つのMissionを解き進めていくと、オリジナルの防災ルールブックが完成し、それを持ち帰って活用していただける企画となっています。近隣の公的機関や学校においても冊子の配布や「防災体験 Mission プラン」への招待を実施するなど、地域の防災、子供たちへの防災教育に積極的に貢献していく予定です。

HOTEL THE LEBEN OSAKA 「防災体験 Missionプラン」
HOTEL THE LEBEN OSAKA 「防災体験 Missionプラン」

災害時の電力供給

災害時における電力の供給等に関する協定締結

レーベンクリーンエナジーは、中小規模の太陽光発電所を中心に再エネ電源の開発を進めており、各地域と相互に協力して災害時における安全確保や防災強化にも取り組んでいます。地域との連携を一層強化し、災害対応力のさらなる向上を図るため、2021年10月に北海道茅部郡森町と、2022年4月には北海道厚岸郡厚岸町と災害時における電力の供給等に関する協定を締結しました。

今後も災害対応力のさらなる向上を図ることで、災害時における生活の早期安定化に努めていくとともに、電力の安定供給とレジリエンス向上に取り組みます。

災害時の電力供給

災害地域への貢献

災害地域への損害保険登録鑑定人派遣の実施

レーベンコミュニティは、2022年の福島県沖地震で被害を受けた福島県・宮城県エリアにおいて、主要保険会社と連携をはかり、2022年4月から8月までの5か月間にわたって当社所属の鑑定士2名を派遣し、計289件の損害鑑定業務を実施しました。

鑑定士を在籍させ、保険会社からの依頼で損害鑑定・損害復旧工事を業務とするマンション管理会社は他に例がなく、業界初の取り組みとなります。被災者への早急な保険金支払いに多大な貢献をしたとの評価を受け、2023年3月6日に主要保険会社より感謝状が授与されました。

同社は今後も、保険会社からの依頼で損害鑑定・損害復旧工事を行うなど、マンション管理に留まらない事業領域の拡大を図ります。

鑑定実施件数

2022年4月 79件実施
2022年5月 52件実施
2022年6月 56件実施
2022年7月 56件実施
2022年8月 46件実施
合計 289件
鑑定実施統計(2022年)
鑑定実施統計(2022年)

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