Social Contribution社会貢献・復興支援活動
社会貢献
「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」への参画
MIRARTHホールディングスグループは、「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」に参画しており、その一環として傘のシェアリングサービス「アイカサ」に協力しています。
アイカサは「雨の日を快適にハッピーに」「使い捨て傘をゼロに」をミッションに掲げ、2018年12月にサービスを開始した日本初の本格的な傘のシェアリングサービスです。急な雨にもビニール傘を都度購入せずに、専用アプリを使って駅や街中で丈夫なアイカサを借り、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに返却することができます。首都圏や関西エリアのほか、愛知、岡山、福岡、佐賀、札幌などで展開し、スポット数は鉄道沿線を中心に1,500カ所以上、2024年6月時点でのアプリ登録者数は約55万人にのぼります。
当社グループは、2023年からこのプロジェクトに協賛し、「アイカサ」の利用を積極的に推進することで、使い捨て傘ゼロと傘の廃棄ゼロを目指しています。
チャリティーイベント
タカラレーベンのタイ現地法人では、2023年12月の15日間にわたり、募金活動を行うとともに古着や不要な本などを集めるチャリティーイベントを開催しました。社内で集められた古着などはリサイクル業者に買い取られ、その収益はタイの社会問題に取り組むNGO団体「ミラー財団※」の活動資金となります。
今回、募金は2,977バーツ(約12,500円)、寄付品は大きめの段ボール3箱分が集まりました。今回の募金は学校のサポート費用に充てられ、寄付品はタイ北部の国籍がなくサポートが受けられない少数民族の子どもたちに渡ります。
- ※ ミラー財団:タイに住む山岳民族の生活の質向上と文化・伝統の継承をサポートするNGO団体。貧困、人身売買、麻薬、国政、教育、差別など、山岳民族が直面する問題に対し、彼ら自身が解決できるよう支援し、タイ政府や他のNGOなどと連携して活動しています。
「子ども世界平和サミット®」協賛
MIRARTHホールディングスは、ピースピースプロジェクトが主催する第4回「子ども世界平和サミット®」に、シルバースポンサーとして協賛しています。
当サミットは、戦争や核兵器などの自国の歴史の学習だけでなく、子どもたちが平和の築き方を学び、「世界平和を創るアイデア」を発表する場です。当サミットでは、各国を代表する10代の子どもたちが、衆議院議員会館の国際会議場など世界のリーダーたちが利用する会場でスピーチを行います。心身ともに発達する10代の重要な時期に、多国籍の子ども達と平和について主体的に学び、考える体験をすることで、子ども達が国際協力に興味を持ち、将来、国際社会で活躍する力となることを目指しています。
これまでに、世界27カ国以上から600件以上のアイデアが提出され、100カ国の子どもたち1億人が参加し、地球的な課題を解決する智慧の祭典を目指しています。また、このサミットは国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献しています。
子ども夢プロジェクト
タカラレーベンは「第6回 子ども夢プロジェクト 今年はドラ祭り!チャリティー大運動会~すべての子どもたちに夢と笑顔を!~」を応援しています。子ども夢プロジェクトは、未来ある子どもたちが笑顔で楽しみ、夢に向かって羽ばたくきっかけになればという中日ドラゴンズの選手の想いから始まったイベントです。2023年12月16日に、愛知県稲沢市の「豊田合成記念体育館ENTRIO」にて、第6回目となる本イベントが開催されました。
同社が協賛したワークショップでは、中日ドラゴンズの選手・コーチ6人と子どもたちが、試合や練習で折れたバットを再利用し、世界でひとつだけのキーホルダーづくりに挑戦しました。
東北・みやぎ復興マラソン2023
MIRARTHホールディングスは2023年11月5日、「東北・みやぎ復興マラソン2023」にサポーティングパートナーとして参加しました。
当社が2018年度から協賛する「東北・みやぎ復興マラソン」は、東日本大震災被災地の復興への想いを抱くランナーが集まる東北最大級のマラソン大会です。コースの約7割が東日本大震災の津波の浸水域であり、コース沿いには震災遺構や慰霊碑、震災後に新たにできた商業施設などが点在しています。
KNB大バザール「アンブレラスカイ」
MIRARTHホールディングスは、再開発を行う富山エリアの地方創生や地域活性化を目指し、KNBサマーフェスティバル2023に協賛しました。KNBサマーフェスティバルは、富山エリアの放送局である北日本放送(KNB)が、SDGsなどをテーマに毎年7月に開催するイベントです。当社グループは、オリジナル企画として、SDGsを連想させる8色96本のビニール傘を用いて、傘を空中に飾り付ける「アンブレラスカイ」を設置しました。イベント終了後は、アンブレラスカイで使用した傘を富山駅周辺の商業施設に寄付し、誰でも無料で使用できるレンタル傘として再利用しています。
避難所案内サイン「やじるし」キッズデザイン賞受賞
レーベンホームビルドは、新築戸建を分譲し街づくりに携わるデベロッパーとして、「目印の少ない住宅街に、小さな子どもをはじめ、誰でもわかりやすい避難所への案内サインが必要」という考えのもと、避難所案内サイン「やじるし」の製作、設置を行っています。地域全体の子どもたちへの防災教育につなげるべく、同社分譲地のゴミステーション内など、通りに面した場所に設置しています。設置の際には、周辺住民の皆さまにも目的や意義をお伝えし、多くの方々から賛同をいただいています。今後は、要望に応じて他社分譲地や行政・団体などにも提供し、地域コミュニティ全体の防災への貢献を目指します。「やじるし」は、子どもたちにわかりやすいよう最少化された情報と表現の中にも高いクリエイティビティがあると評価され、2019年度キッズデザイン賞において、奨励賞を受賞しました。
清掃活動
MIRARTHホールディングスグループでは、地域社会の発展に貢献する企業を目指す活動の一環として、グループ各社が清掃活動に取り組んでいます。清掃活動を通して、関わる地域を衛生的に保ち、地域社会の健全な発展に貢献することで企業の社会的責任を果たしていきます。グループ各社で供給したマンションや建設中の現場、太陽光発電所の周辺の衛生環境を守るための清掃をはじめ、従業員の活動拠点である事業所周辺の清掃にも積極的に取り組んでいます。また、地元の自治体や自治会で定期的に行われる美化活動にも参加し、地域におけるパートナーシップや協力関係の強化を目指します。
寄付活動
鎮守の森のプロジェクトへの寄付
タカラレーベンは「鎮守の森のプロジェクト」に賛同し、寄付を行っています。「鎮守の森」は古くから神社を囲むように存在し、地域や人々の暮らしを守ってきました。当プロジェクトは、このような「鎮守の森」をモデルとした森をできるだけ多く作り、災害の多い日本を支えていくことを目的としています。 実際に、東日本大震災では深く根をはった木々が津波の勢いを和らげ、関東大震災や阪神大震災では大火を食い止める防災林が重要な役割を果たしました。
NPO法人カタリバへの寄付
MIRARTHアセットマネジメント(旧タカラアセットマネジメント)は、東京都の認証を受けた認定NPO法人カタリバへの寄付を行っています。同NPO法人は、被災や貧困等の理由により、勉強する機会を奪われた日本国内の子どもたちへの教育支援を展開しています。寄付金は、無料の放課後教室での居場所作りや学習支援、食事支援といった活動に役立てられます。
TABLE FOR TWO
国際的な食の格差問題の解消を目指すNPO法人「TABLE FOR TWO International」に継続的に寄付を行っています。2018年11月から、ダイバーシティ推進の一環として運営する障がい者が働く農園「レーベンヴィレッジ」で収穫した野菜を社内の希望者に配布する際に、1袋につき50円を募金しています。2023年度の活動分として、37,950円を寄付しました。
「日本こども支援協会」への寄付
MIRARTHアセットマネジメント(旧タカラアセットマネジメント)は、認定NPO法人日本こども支援協会に寄付を行っています。この協会は、「子どもの貧困と暴力の連鎖」を永続的に解決することを使命とし、子どもが安心して暮らせるための里親支援や子育て支援事業などを実施しています。これらの活動を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与しています。同社は、サステナビリティに関する方針に基づき、社会貢献活動の一環として2020年9月に日本こども支援協会の法人会員となり、これらの取り組みを継続的に支援しています。
明日へのチカラへの寄付
MIRARTHアセットマネジメント(旧タカラアセットマネジメント)は、一般社団法人明日へのチカラにも寄付を行っています。この社団法人は、課題を抱える子どもをサポートする大人を支援することを目的に設立され、貧困状態にある子どもが自分の意志でいつでも食事を取ることができる「ドコデモこども食堂」という事業を展開しています。この活動もまた、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献しています。同社は、サステナビリティに関する方針に基づき、これらの取り組みを継続的に支援しています。
子ども食堂
レーベンホームビルドは、株式会社COLORSが運営する「麺屋のろし」(東京・秋葉原)が実施する子ども食堂への協賛を、2022年6月より開始しました。
「麺屋のろし」は、企業・団体や個人からの協賛金で食材を調達し、小学6年生までの子どもたちに、いつでも全品無料で提供する「子ども食堂」を運営しています。
同社は子ども食堂への協賛を通じて、子どもの貧困問題や、子どもが一人でご飯を食べる「孤食」を減らし、子どもたちが安心して暮らせる社会の実現をサポートしていきます。
SDGs寄付型私募債
MIRARTHエナジーソリューションズ(旧レーベンクリーンエナジー)は、徳島大正銀行を引受先とする「SDGs私募債」を発行し、資金調達を実施しました。同社と徳島大正銀行は森林整備事業を行う公益社団法人とくしま森林バンクに活動資金を寄付しました。
「SDGs寄付型私募債」は、一定以上の財務基準を満たしており、国連が提唱する持続可能な開発目標SDGsの趣旨に賛同し、寄付・寄贈を通じてSDGs達成へ貢献したい優良企業が発行します。当私募債は発行手数料の一部(発行金額の0.1%)を、SDGsの取り組みを行う諸団体へ寄付を行うものです。
「再生可能エネルギーでカーボンニュートラルな世界を創る」をビジョンに掲げ、持続可能な社会の実現に貢献すべく、再エネの普及に努めてきた同社は、事業活動を通じてSDGs達成に貢献したいという意思を表明するため、「SDGs寄付型私募債」発行による資金調達の実施に至りました。本資金調達によって得た資金は、SDGs達成に結びつく今後の事業資金として活用します。
発行日 | 2023年12月29日 |
発行体名 | MIRARTHエナジーソリューションズ |
社債種類 | 徳島大正銀行保証付き無担保私募債 |
発行額 | 2億円 |
償還期日 | 2026年12月29日 |
寄付先 | 公益社団法人とくしま森林バンク |
企業版ふるさと納税
MIRARTHホールディングスグループでは企業版ふるさと納税を通じて地方自治体に寄付することで、地方自治体の地域振興や地域の課題解決に寄与し社会貢献活動を推進しています。
千葉県勝浦市「かつうら海中公園再生計画事業」への寄付
MIRARTHホールディングスは千葉県勝浦市地方創生拠点整備交付金事業である「かつうら海中公園再生計画事業」への寄付を実施しました。
当社グループ最大規模となる発電容量約30MWの「レーベンソーラー千葉勝浦発電所」が2021年3月に竣工となり、当発電所の事業用地の多くを勝浦市より賃借していることから、さらに地域活性化に携わるべく当計画に賛同しました。
当計画では、かつうら海中公園の周辺施設の整備・再生を行うことにより、新たな通年型・滞在型の観光、交流拠点の創出と発展を目指しています。
福岡県福岡市「世界水泳選手権福岡大会開催等準備事業」への寄付
タカラレーベンは福岡市の活性化への貢献を目的に、企業版ふるさと納税を通じた「世界水泳選手権福岡大会開催等準備事業」への寄付を実施しました。
2023年に開催される世界水泳選手権大会は水泳界ではオリンピックに次ぐ重要な大会で、福岡市における開催は22年ぶりとなります。この大会に参加するすべての人に、未来に出会ってほしいという思いが込められた「WATER MEETS THE FUTURE」をコンセプトに、福岡市の特徴であるコンパクトな都市構造を生かした効率的な運営がなされる予定です。
岩手県盛岡市「デジタル化による未来社会の創生事業」への寄付
タカラレーベンは、岩手県盛岡市の「デジタル化による未来社会の創生事業」への寄付を実施しました。
同社は盛岡市内での新築分譲マンション事業において4つのプロジェクトを展開していることから、盛岡市のさらなる中枢中核都市機能の高度化に貢献するべく当事業に賛同しました。
当事業は盛岡市の将来を見据えた地域経済・社会におけるデジタル活用のあり方・課題を整理し、優先すべき取組事項を定めるなど、官民一体となったデジタル化による市民生活の向上に関する取り組みを推進する事業となります。
福井県福井市「関係人口の創出拡大と移住定住へのステップアップ事業」への寄付
タカラレーベンは、福井県福井市の「関係人口の創出拡大と移住定住へのステップアップ事業」への寄付を実施しました。同社では福井市内でこれまで3件の新築分譲マンションを供給していることから、福井市のさらなる地域活性化に携わるべく当事業への寄付に賛同しました。
当事業では、地域志向で創造性のある県内外の若手人材が、地元パートナー企業とともに学び、交流を深めながら、事業化アイデアの創造や地域課題解決に向けた活動に取り組む機会を設けることで、関係人口の創出・拡大や移住促進を目指しています。
地域活性化
祭りを通じた地域活性化
タカラレーベンは、地域活性化および日本の文化保存への貢献を目的として、「博多どんたく港まつり」(福岡県)、「東北絆まつり」(青森県)に協賛しました。
「博多どんたく」は1179年に始まったとされる「松ばやし」を起源とするおよそ840年余の伝統行事です。同社は本部桟敷に社名が入った大型のぼりを掲出し、イベントを盛り上げました。
また「東北絆まつり」は、東日本大震災からの「復興ののろし」として行われている祭りで、同社は2018年より継続して協賛を行っています。2023年は観覧者数の制限が解除され、4年ぶりに東北の6つの祭りが集結する大規模な催しとなりました。
これらの祭りへの協賛を通じて、お祭り文化の醸成を図るとともに、復興支援や地域の経済活性化に貢献していきます。
横浜型地域貢献企業認定
レーベンホームビルドは、横浜型地域貢献企業認定制度において最上位の評価を受けています。2024年3月25日に10年表彰を受けました。横浜型地域貢献企業認定制度は、神奈川県横浜市内で本業およびその他の活動を通じて優れた地域貢献活動に取り組む企業を、行政機関である横浜市が評価し認定する制度です。「地元活用・志向」「雇用」「環境」「労働安全衛生」「消費者・顧客対応」「コンプライアンス」「情報セキュリティ」など様々な観点からの監査によって、企業の地域性やマネジメント・システムの評価が行われます。